明治大学山岳部と炉辺会は、100年にわたって山の記録を活字に残してきました。1924(大正13)年に創刊した部報『炉辺』は、創部百周年記念の第11号(2023年)まで、部員や卒業生の登山紀行や研究を載せてきました。1963(昭和38)年に創刊した会報『炉辺通信』は200号を超え、いまも年3回発行しています。
山岳部OBの植村直己は、自らの冒険を何冊もの本に書き残しました。このほか、会員が書いた山の本や、山岳映像の撮影・制作に携わったOBの仕事もあわせて紹介します。
目次
部報『炉辺』と会報『炉辺通信』
『炉辺』と『炉辺通信』のバックナンバーは、各号の目次とあわせて紹介しています。ウェブ版として公開している記事もあります。
植村直己の著書と関連書籍
植村直己の著書には、山岳部時代の思い出や、冒険のさなかの迷いや恐れが率直に書かれています。2024年秋には植村冒険館で、山岳部時代の未公開写真を集めた特別企画展が開かれました。
著書1971年刊植村直己『青春を山に賭けて』―若き冒険者の息吹と情熱大学山岳部時代から五大陸最高峰、グランド・ジョラスまでを描いた処女作。
著書植村直己著『極北に駆ける』- エスキモー文化との融合と過酷な冒険の記録グリーンランドでエスキモーの暮らしに溶け込み、犬ぞりで3000kmを走った記録。
著書植村直己『エベレストを越えて』 – エベレスト日本人初登頂への挑戦と葛藤の記録 –1969年から1981年まで、五回にわたるエベレスト行の総決算。
関連書籍1978年刊植村直己冒険の軌跡 ヤマケイ文庫山岳部の同期・中出水勲が書いた植村の冒険の軌跡。
展示2024〜25年(閉幕)植村冒険館 特別企画展「植村直己・わが青春の山岳部」植村冒険館の特別企画展「植村直己・わが青春の山岳部」。未公開写真約50点を展示。
会員の著作と山岳映像
昭和初期のスキーの本から、民俗学の研究書、ヒマラヤの記録まで、会員が書いた本は数多くあります。テレビの草創期から山岳番組や南極の番組を手がけたOBや、世界最高峰からのハイビジョン撮影に成功したOBなど、山岳映像の世界でも山岳部の経験が生かされてきました。
書籍1929年〜明治大学山岳部及び炉辺会の関係出版書籍一覧昭和初期から現在まで、山岳部と炉辺会の関係出版書籍の一覧。
書籍河口慧海のチベット潜入ルートを探る ―根深誠『求道の越境者・河口慧海』根深誠が1992年から探り続けた、河口慧海のチベット潜入ルート。
映像中尾正武(昭和28年卒)- テレビ草創期に山岳および南極の番組制作テレビ草創期に山岳と南極の番組を制作した中尾正武(昭和28年卒)。
映像赤松威善(昭和35年卒)- 山岳映像撮影で奮闘した名カメラマン山岳映像撮影で奮闘した名カメラマン、赤松威善(昭和35年卒)。
映像廣瀬 学(平成2年卒)- 世界最高峰からハイビジョン撮影に成功世界最高峰からのハイビジョン撮影に成功した廣瀬学(平成2年卒)。
映像関 裕一(平成11年卒)- 山岳部での経験を山岳映像撮影に活かす山岳部での経験を山岳映像撮影に生かす関裕一(平成11年卒)。
受賞
2003年に8000m峰全14座の完登を果たしたアンナプルナⅠ峰登山隊は、日本スポーツ賞の山岳部門で最優秀賞を、また植村直己冒険賞の特別賞を受けました。
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- 根深 誠会員、河北文化賞(2023年度)を受賞(会員限定)
- 鳥山文蔵会員に感謝状(会員限定)
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現役の明治大学体育会山岳部の活動は、学生が運営する公式サイトでご覧いただけます。

















