前穂高岳・北尾根第 4 峰東南面「明大ルート」開拓

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 奥穂高岳を盟主に北穂、前穂、そして西穂と続く岩稜に連なる岩壁群は、剱岳、谷川岳とともに日本の三大岩場と称された。1930年代に入るとアルピニズムの実践を岩壁に求めていくようになる。

 大学山岳部はじめ社会人山岳会は、穂高の岩壁や岩稜に熱い視線を注ぎ、新たなルート、より困難なルートを開拓すべく熾烈な競争が始まった。そうした中、穂高の岩壁に母校の名を印すルートが、 2 人の部員によって切り拓かれた。

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登山概要

初登時

登山期間1936(昭和11)年 8 月12日~ 22日  奥又白池生活
メンバー小国達雄、人見卯八郎  以上 2 名

積雪期

登山期間1936(昭和11(1936)年11月 1 日~ 12日  奥又白池生活
メンバー小国達雄、人見卯八郎、後藤大策  以上 3 名  人夫:上条孫人
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